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パティシエから他業種転職成功!辞めた後のポイント〜成功の秘訣を公開!

こんな人におすすめ◎
  • パティシエを辞めようと思っている
  • 辞めた後の事務的なことを知っておきたい
  • パティシエ経験しかないけれど別の仕事がしたい
  • 転職に失敗したくない

パティシエ以外の業種に転職したいと思ったことはありませんか?

このままずっとパティシエを続けるのは大変だと思いますよね。

転職しようにも別の業種がよくわからなくて不安になっている方もいるかもしれません。

結論、パティシエから他業種転職はできます

ただし、なんとなく他業種転職活動をはじめると思うように進まなかったり転職自体を失敗する恐れがあります

本記事ではパティシエを辞めた後のポイント〜他業種転職成功の秘訣を紹介します。必ず最後まで読んでから転職活動を行ってください◎

えり

異業種転職経験があるわたしが解説します!

えりについて

えり 

  • 結婚式場・カフェにてパティシエ歴約10年(現役)
  • 2サイトでレシピ・記事執筆経験あり
  • 異業種転職経験あり(住宅アドバイザー・オペレーター)
  • 33歳夫婦ふたり暮らし
読みたい場所をタップ!

パティシエを辞めた後の事務的ポイント

ハローワークで失業保険の申請

失業保険の給付金を受け取ることで焦らずに転職活動をすることができます。

退職後の仕事が決まっていない場合は、申請すれば前職給与の6割ほどの金額を受け取れるので有効活用しましょう。

※金額は退職理由や勤続年数による就職先が決まっている場合は受給できない。

失業給付金の受給の仕方

辞めた会社から雇用保険被保険者証を受け取る

自分で申請しないと会社が出さない場合もあるので、手元になければ会社に問い合わせましょう。

雇用保険被保険者証とは…あなたが雇用保険に加入していることを証明するものです。

ハローワークで「求職の申し込み」「受給申請」をする
  • 雇用保険被保険者証
  • マイナンバーカード
  • 身元確認書類
  • 預金通帳又はキャッシュカード

 を用意して持参しましょう。

雇用保険受給者初回説明会に参加する

指定された日付の説明会に参加します。

失業認定

4週間に1度、失業認定(失業状態にあることの確認)を行います。

失業給付金は、就業したいけれど就職できず就職活動をしていることが条件です。
次の失業認定までに2回以上求職活動をしている必要があります。
求職活動をしていないと失業給付金を受け取れません。

参考:ハローワークインターネットサービス

時間もお金もゆとりをもって転職活動を進めるために、毎回の失業認定で求職活動の証明を忘れないようにしましょう!

健康保険と年金の手続き

退職後は健康保険と年金を自分で手続きする必要があるので、忘れないうちに手続きを済ませましょう◎

健康保険
  • 任意継続健康保険…前の会社で入っていた健康保険を継続する方法です。退職後も継続できる場合があるので、わからなければ会社に確認しましょう。
  • 国民健康保険…任意継続しない方は、ほぼ国民健康保険に入る必要があります。市役所などで手続きができます。
  • ご家族の扶養に入る…任意継続しない方で扶養に入る方は、ご家族の健康保険組合に問い合わせましょう。

参考:全国健康保険協会

年金
  • 国民年金に加入…退職した翌月からは国民年金を支払うことになります。市役所などで手続きができます。
  • ご家族の扶養に入る…ご家族の勤務先を通して書類提出が必要です。

その他、月途中退社や次の仕事の入社日が決まっている場合は日本年金機構のHPをご参考ください。

えり

簡単な手続きですがめんどうですよね…
次の職場でスムーズに入社手続きができるようにしておきましょう!

求職者支援制度を活用

求職者支援制度を使うと、給付金をもらいながら資格や勉強ができます。

得たスキルを活かして転職活動することで、新しい分野に挑戦しやすくなりますよ◎

求職者支援制度とは?

再就職、転職、スキルアップを目指す方が月10万円の生活支援の給付金を受給しながら、無料の職業訓練を受講する制度

引用:厚生労働省「求職者支援制度のご案内」

給付金の対象にならなかったとしても、求職者支援訓練(授業のようなもの)の交通費は出る場合が多いです。

興味があるジャンルがあったら、活用することをおすすめします◎

えり

国が用意しているお得なプログラムです!
わたしは転職の時にこれを知らなかったので惜しいことをしました…

つづいて失敗しない転職のポイントを解説します。

失敗しない転職のポイント

強みを生かして仕事をする方が仕事のやりがい・楽しさを感じられますよ◎

辞めた理由を明確にする

なにが嫌だったか明確にすることで、自分の譲れない部分が見えて失敗しにくくなります。

あなたはどんな理由で退職を決めましたか?

  • 労働条件が違う(求人情報と実際の働き方が違うなど)
  • 人間関係が合わない(馴染めない、どうしても合わない人がいるなど)
  • 心身の不調(ハードワーク過ぎる、仕事に行こうとすると涙が出るなど)

なにがどう嫌だったか、本当はどうしたかったのか書き出してみてください。

「こんなはずじゃなかった」を防ぐために、複数ある場合は優先順位も決めてみましょう。

転職条件の優先順位づけ

優先順をつけることで、ミスマッチを防ぎ失敗の少ない転職ができます。

全て完璧な条件の会社に出会うことができれば良いですが、全て叶えるのは現実的ではありません。

このような項目で、あなたの優先順位をつけてみてください。

  • スキルアップ(この分野に関わってみたい等)
  • 給与(給与が今より◯万円高い、ボーナスがあるところ等)
  • 時間(残業がほぼないところ、深夜勤務は絶対にしない等)
  • 場所(通勤は1時間以内等)
  • 人間関係(一人で黙々とやっていたい、横柄な人が以内ところ等)

優先順位をつけておくと転職の自分軸がわかり、ブレにくいため良い転職ができます

優先順位の中で最低ラインを決める

転職の優先順位を決めてから最低ラインを決めると、自分に合った会社に出会いやすくなります

最低ラインを決めずに全て100点の会社を探してしまうと、見つからないので転職自体できなくなり今の辛い状況から何も変われないおそれがあります。

例えば最低ラインが「給与は22万円以上・個人作業が多い・残業が少ない会社」という人なら、工場勤務などが候補に上がり探しやすくなります◎

最低ラインを決めた人最低ラインを決めない人
給与が22万円以上
個人作業が多い
残業が少ない



→そのほかは限定せず柔軟に検討
給与は高ければ高いほどいい、ボーナスあり
早朝・深夜勤務なし
残業な
優しい人しかいないところ
家から30分圏内

→全てそろったところしか検討しない
視野が広がり転職がうまくいく転職できず辛い状況が変わらない決まらない
転職条件の最低ラインの有無

最低ラインを決めずに全て100点の会社を探してしまうと、見つからないので転職自体できなくなり今の辛い状況から何も変われないおそれがあります。

最低ラインを決めて、その条件をクリアする会社をいくつか比較検討しましょう◎

えり

こちら側だけでなく会社側の求める条件などにも柔軟に対応できると、選考が進みやすくなりますよ!

自分と向き合えば向き合うほど、何ができるのか不安になってくる方がいるかもしれません。

次の章で実はパティシエが持っているスキルと活かせる職種をご紹介します◎

実はパティシエが持つスキル&活かせる仕事

パティシエで身についたスキルが他業種にも活かせます!

例えば、このようなことが普通だと感じるようになっているのではないでしょうか。

実は当たり前のことではありません。あなたの武器になりますので、詳しく解説します◎

手先の器用さ・正確さ

手先の器用さ・正確さは、パティシエのとっておきの武器です。当たり前にできることではありません。

パティシエ業務では、このようなことを当たり前に行っていますよね。

  • 同じ厚さ・大きさにするフルーツカット
  • 1g単位の軽量
  • 材料を状態を見ながら正確に混ぜ合わせる、カットする
  • 生クリームを均一に塗る
  • マジパンや飴細工、パイピング(チョコ文字)

特別ではないと思うかもしれません。しかし、これを毎日行える器用さと正確さは重宝されます。

活かせる仕事
  • 細かい作業や同じ作業が続く仕事
  • チェック業務がたくさんある事務職
  • 書類を整理するとき

コミュニケーション能力

どんな仕事でも、社内や外部とのコミュニケーションは欠かせないため大事なスキルです。

パティシエは、このように他人と話す機会があります。

  • レストランの接客
  • ケーキ屋の販売
  • ウエディングケーキの打ち合わせ

人と円滑にコミュニケーションがとれるところは企業が求めるポイントです。

活かせる仕事
  • コールセンター業
  • 営業職
  • その他どんな仕事でも社内で良い人間関係を築くこと

クリエイティブさ

他業種であっても、新商品開発のためにニーズを見極めたり生み出していく力が必要です。

このような経験がある方はクリエイティブさは高いといえます。

  • 新商品の考案
  • すでに在るものをブラッシュアップさせていた

ゼロからイチを考えることが難しい人もいる中、それができるのはアピールポイントです。

活かせる仕事
  • 企画職
  • 広報職

プレゼンや伝える力もあれば、よりアピールできますよ!

忍耐力

パティシエのハードな現場を経験したということ自体が強みです。

あなたも経験されている通り、パティシエは体力・精神的にも追い込まれますよね。

特にこのイベントを超えたパティシエは忍耐力がものすごくあると言えます。

  • ゴールデンウィーク
  • クリスマス
  • バレンタイン

あの帰れない立ちっぱなしの激務に比べれば…と、仕事を乗り換える精神力がついていますから、他業種にいっても活躍できます。

企業側もすぐに音を上げて辞める社員は取りたくないはずですから、頼もしい人材だと思われますよ◎

えり

自分の特徴を理解することは、仕事のパフォーマンスを上げる第一歩です!

転職成功の秘訣

ズバリ、転職エージェントと一緒に転職活動をすることが失敗しない秘訣です。

転職のプロなので、失敗しないためのノウハウ・知識があるからです。

3つの代表的な転職方法とのメリット・デメリット比較

転職方法メリットデメリット
知人の紹介手間が省ける
職場の雰囲気を確認しやすい
紹介してもらった手前、辞めにくい
条件交渉をしにくい
自分で調べる空き時間に転職活動できる
自分で自分を売り込める
求人情報が正しいかわからない
非公開求人をみられない
書類選考〜内定までのやりとり・書類づくりを全て自分で行う
転職エージェント最新の募集情報が得られる
採用率が高く、選考も手厚く進めてもらえることが多い
非公開求人がみられる
Webでいつでも応募可能
条件の比較検討がしやすい
実際の職場の雰囲気がわかりづらい
1回目の面談に1〜2時間かかる
転職方法のメリット・デメリット

転職サイトを利用することで選考に進みやすく、希望条件とのミスマッチが防げます。

しかし、どうしても実際の職場の雰囲気がわかりづらくて不安になりますよね。

そんな時はSNSや知り合いから情報を集めたり、職場見学や体験入店ができないか転職エージェントに相談してみましょう。

無料で履歴書の添削やアドバイスをしてくれるので、活用しない手はありません◎

転職エージェントはあやしい?一部を除いてちゃんとフォローしてくれる!

転職エージェントと聞くと、無理矢理転職させられそうな気がしますか?

えり

私も最初はかなり警戒していました。
これ以上大変な思いをしたくなかったからです!

しかし、3.4社活用してわかりましたがよほどひどい会社でない限り安心して大丈夫です。

そもそも転職エージェントは雇用したい会社と転職者をマッチングすることで成り立ちます。

無理矢理転職させてすぐに辞められたら転職エージェントの評判が落ちてしまうので、背中を押してくれることはあっても、無理矢理すすめられることはありません。

転職のプロなので、失敗しないためのノウハウ・知識があります。遠慮せず活用していきましょう!

ただし、残念ながら中にはおかしな会社もあります。

えり

あからさまにタバコを吸ったばかりの、
スーツヨレヨレエージェントが出てきてハンコを求められた時はおかしいと感じて逃げました

次の章では、わたしが実際に利用し、安心して相談できた実績のある転職エージェントだけを紹介します◎

実際に他業種転職成功した転職エージェントと体験談

リクルートエージェント

リクルートエージェント

特徴
  • 転職成功実績No.1
  • 一般公開求人のほか、未公開求人数10万件以上
  • アドバイザーが経験豊富
えり

パティシエから住宅アドバイザーに他業種転職したときはリクルートエージェントエージェントに手伝ってもらいました!

なにより、アドバイザーの寄り添い度がすごいです。

全くの未経験で何を基準にしたら良いかわからなかった時に、ものすごく丁寧に向き合ってくれました◎

転職だけでなく人生についての話をしてくださり「オフレコだけれどわたしならこうします」などすごく親身に向き合ってくれたのが印象的です。

本当にリクルートエージェントはおすすめ!紹介したからと言って広告料が入るわけではないです(笑)

クックビズ

クックビズ

特徴
  • 飲食業界転職に特化。パティシエから別業種の飲食店やメーカーを目指すならおすすめ。
  • 良い条件の企業が多く載っている
えり

住宅アドバイザーからパティシエに戻った時にクックビズを使いました

企業からのスカウト機能もあるので、そこから意外と良い企業に出会えることもあります!

私はこのような軽い気持ちからのスタートで内定まで流れました。

知らない会社からスカウトメールが届く

本当に全く知らない会社でした。

会社情報を見ると、コーヒーの卸会社だった

ちょうどコーヒーにハマっていたところでした(笑)

美味しいコーヒーに囲まれてお菓子が作れるなら…と面接の約束

ちょっとお話を聞くレベルの気持ちで面接に行きました。

順調に最終面接、内定

どんどん会社の考え方に惚れていきました。

「蹴ったりするシェフはいませんか…」と聞いたら、厨房の中まで案内して安心させてくれました!

この質問で面接官(シェフパティシエ)は、逆に忍耐力があると判断してくれたそうです(笑)

色々な企業を視野に入れていくならクックビズはおすすめです。

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